俺の空

新宿区高田馬場

営業時間:11:30ー21:30
定休日:日曜・祝日

JR高田馬場駅戸山口改札を抜けると山手線の鉄橋下に出る。
右側の道に出て左側を見るとすでに行列ができており、列は手前から奥に向かって相当伸びているようだった。
今日の参加者は3名で内1名は先ほど10分遅れるとの連絡を受けている。

2人で列を辿って行く、ほとんどがグループで来ているようでそれぞれ固まりとなって列が続いている。7、80mほどいったところでようやく列が途切れた。
開店5分後にして100名以上の行列が出来上がっていた。
この店は私は全くのノーマークだったが開店間もない店でありながらテレビの視聴者アンケートで一昨年の「天神下 大喜」を破り堂々の1位に輝いたお店。
その放映も昨年末で未だ人々の記憶に新しいから当然といえる列の長さだろう。
しかしこの後の待ち時間はこの時予想もしない結果となった。


「俺の空」という屋号を持ったこの店のオーナーはまだ若く、店名の由来は本宮ひろ志の同名の劇画からつけたのだという。その内容は日本有数の財閥安田グループの後継者として生まれた主人公安田一平は勉強、スポーツすべてにおいてトップ。
そんなことに一切眼中ない彼が、嫁探しの旅に出る。五木寛之の「青春の門」のような内容でありながら父親に頼らない硬派な主人公を描いている。

店主はこの劇画のどこに一番惹かれ何を目指しているかが自ずと見えてくるような気がする。

12時半を廻った頃店員が現れつけ麺しかないことを告げられた。

恐らく食べられるのは3時半頃になるとのこと。だがもっと早く食べられるだろうとの読みもあり、その事を承諾し、整理券を受け取った。

列はうしろ5、6名のところで分断され、その後ろに並んでいた人たちは次々と列を離れていった。どうやらぎりぎりラーメンにありつく権利を得たらしい。

陽気も良く日が差していたおかげで待つことはさほど辛くはなかった。
1時半が過ぎ2時になって列はようやく3分の1ぐらいとなった。
2時半を過ぎた頃には陽が逆に影をつくり、冷たい風も吹いて来てすでに夕方の準備が始まっているようだった。


3時3分

ようやくお店の前に来て10分頃ようやくお店の中に入り食券を買った。

 

店内は非常にシンプル張り紙もなく、カウンターのみの10席、厨房もシンプルで店員が3名ほど動きまわっている。

 


ラーメンはクリックすると拡大で見られます。



座るとまもなく運ばれてつけ麺を早速食べ始めた。

ようやくありついたラーメンにみな黙々と箸を運んでいく。麺は早めにあげて水洗いし、皿に盛り付けたのだろう、麺どうしがくっついていたが、これだけ待っていた我々に早く食べさせるためにやむ終えなかったと善意に解釈した。
注文の「つけ麺玉そば」はぶつ切りチャーシューがスープの中に散らされておりジューシーでうまい。麺が若干細い感があったが濃厚なスープにうまく絡み付いていた。
味付け玉子は噛むとどろっとした黄身が少しこぼれたが中には半熟の黄身が残る絶妙な柔らかさだった。大盛りの麺をあっという間にたいらげるとスープを直に飲む。
「うっうまい」うま過ぎてそのままぐいぐい飲んでしまった。
ようやく我に返りスープの器を差し出しスープを継ぎ足してもらった。
他の席でもみなスープを足してもらっているようだ。

スープがうまかったので次回は絶対に豚盛玉そばをリベンジしようと硬く心に誓い、3時38分お店を後にした。

2003年1月18日

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