Willcom 03 紙クレ
2008/06/28 by SANAI
2008/07/20 Update 作り方・型紙公開

  
取り急ぎ写真のみ公開

   
今回は思い切りアナログな手書き図面で作成。
   

  

 
縦位置でActiveSync &充電、横位置で充電が可能。
2008/07/20 追加
ビザビ・京都室町通信 検証〜WILLCOM 03〜充電編
でも指摘されていた、
AC100V→USB+5Vアダプタを使って充電が出来るように改良。
また型紙の細かな修正を行い、完成度をより高めた。
底面の四隅には、粘着シートを貼り付け、軽さ故の不安定さを無くした。
背面と紙クレの間に余裕を持たせ、ストラップを取り付けた状態でも置けるようにした。 
充電部を凝った分、難易度は上がってしまった。でも電気回路を組み込まなくてもいい。
単なる置き台として、ワンセグ放送を見るとき最適じゃないかな? 


作り方


■材料
・厚紙
今まででベストと思っている素材
(天)高級工作用紙 A3ノビサイズ
A4サイズあれば十分だが、加工しやすいのでいつもこの紙を使っている。
42円〜73円(東急ハンズ)

使えなかった紙
ケント紙:薄いため、強度が出ない。また、インクがにじむために美しくない。

ボール紙:厚すぎて、キヤノンのインクジェットプリンターで通紙できなかった。

その他、バインダーに使われるような、薄いプラスチック(PP)も強度、加工のし易さの点でおススメ。100円ショップで売っているクリアファイルの外側部分を使うと良いらしい。
 
・両面テープ:接着材でも良いが、作業時間短縮には両面テープがおススメ。型紙は5mm幅の両面テープに合わせてある。

(以下は充電機能を持たせるときに必要)
・USB-miniUSBケーブル
【横位置充電】
金メッキ接点。秋葉原「鈴商」で購入(通販サイトには掲載なし)。20円/個
・ユニバーサル基板
【縦位置充電】
・マイクロUSBコネクタ:コネクタのみを探し出せず、ミヤビックス リトラクタブル USBケーブル(Micro-USB Bタイプ)を使った。
miniUSB変換基板:ダイセン電子工業 C-USB-M 横位置充電接点との分岐にもなるので、基板を設けた。
・スライドスイッチ:ActiveSync と充電のみの機能切り換え用。



■工具
・A4サイズが出力できるプリンター
・ハサミ
・定規
・カッター
・千枚通し(折り目を付けるため)
(以下は充電機能を持たせるときに必要)
・ラジオペンチ、アクセサリ製作に使うような先の細いプライヤー等
・半田ゴテ
・テスター
・ホットボンド



■作り方
1.工作用紙をプリンターに入るA4サイズにカットする。
2.型紙PDFファイルをPCにダウンロードして、1.の工作用紙にプリントする。

ダウンロード:型紙PDFファイルはこちら
Paper Cradle for Willcom 03 ver 1.0 2008年07月19日 110kB
3.ハサミを使って切り抜く。横位置充電用の接点穴、型紙上で“穴”と表示されている箇所はカッター等でくりぬく。
4.千枚通しの先と定規を使って、全ての谷折り、山折り表記の線に折り目を付ける。
5. 破線:山折り、一点鎖線:谷折り、にして、各パーツを組み合わせてみる。これでまず完成イメージをつかむ。
6. 「のり代」の記載のあるところは両面テープを貼る。表裏のどちらに貼るか、5.で確認しておく。
   
7. 両面テープの剥離紙をはがして、貼り付ける。背面が当たる部分には、3つに折り畳んだ工作用紙を貼り付け、カメラのレンズ周りの凸部との高さ調整にする。横位置受け面の右端には、2つに折り畳んだ工作用紙を貼り付け、Willcom03の側面ボタンが押されるのを防ぐ。

※充電機能を持たせるときは、右の画像の状態までにしておく。
 

【横位置用充電接点の組み立て】
8.金メッキ接点を写真の形状に加工する。

9.ユニバーサル基板を接点の幅(紙クレのスリットの幅)+αにカットする。

10.金メッキ接点を半田付けする。

12.適当な被服線を半田付けする。極性は型紙を参照(紙クレに向かって左側が+5.0V、右側がGND)。

13.横位置の充電機能だけなら、USBケーブルを背面中央から通して、ユニバーサル基板に半田付けする。

14.接点ユニットを両面テープで紙クレに仮止めしてから、ホットボンドで固める。
 
15.接点の飛び出し量は3mm以上あればOK

16.もう一度、テスターで極性を確認する。紙クレに向かって左側が+5.0V、右側がGND。

【縦横位置用ActiveSync兼充電コネクタ組み立て】
17.基本構想は「ビザビ・京都室町通信 検証〜WILLCOM 03〜充電編」から拝借した。なんでもmicroUSB−USBケーブルを接続しても、PCからの充電は出来るものの、USB充電アダプタでは充電できないらしい。でもWillcom 03付属のACアダプタでは問題なく充電できている。ヒントはこのACアダプタにあった。右の画像のとおり、接点の(-)側は、左の2本に接続されている。
18.miniUSBに関する資料を探してみると、なるほど、4番ピンがミソのようだ。PC側をホストとするTypeBとしての接続なら、ActiveSyncとなり、Willcom03をホストとするTypeAとしての接続なら、付属のACアダプタ同様充電されるというわけだ。(Willcom03がホスト側なのに充電されるってのもおかしなハナシだが)
ピン 名前 説明
1 VBUS +5v
2 D- Data -
3 D+ Data +
4 ID Type A :GND
Type B :接続せず
5 GND Ground
19.そこで今回はmicroUSB-USB巻き取り式ケーブルコネクタのmicroUSBコネクタのみ分解して(980円もしたのに、涙)、4番ピンに配線を追加していく。
20.miniUSB変換基板に5本の配線を半田付けしたら、4-5番ピンをスライドスイッチに半田付けする。

21.横位置充電用接点も1番ピンと5番ピンに半田付けする。
22.Willcom 03を紙クレに置き、底面に開いた穴からmicroUSBを差込み、位置合わせをしたらホットボンドで固める。このとき、コネクタの先端が、横位置用の受け面より飛び出さないこと。
23. スイッチ用の穴をくりぬき(型紙にない)、スイッチをホットボンドで固定したら、miniUSB変換基板を底面の内側にホットボンドで固定する。下記の表の様に充電されるか確認する。

4-5番ピン PC接続 AC100V→USB+5V
アダプタ接続
ON 充電LEDが点灯して充電動作 充電LEDが点灯して充電動作
OFF ActiveSync動作
同時にUSB表示が出て、充電される
充電されない

24.紙クレのフロント部分を貼り付けて、完成!



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