アドエスにも紙クレ
2007/07/16 by SANAI
2007/07/19 Update アドエス到着 充電機能確認OK!
2007/07/22 Update 充電接点形状変更

今回は時代の流れに従って
3Dモデリングツール(下記リンク参照)による設計。
CoCreate OneSpace Modeling Personal Edition

もちろん、横位置にも置けるよう設計してある。

傾きは55度

[es]用の純正充電台なんて、ほぼ垂直に置かれるつくりだが、
スマートフォンなるもの、置いた状態での情報閲覧性、
画面をタップしてもぐらつかない安定性が必要である。

このあたりはPalmを初めとしたPDAを
長年使ってきた東ラ技研のこだわりである。

充電のための接点部品は秋葉原を
歩き回って、「鈴商」で見つけた。
3種類有った中で、ウデの長いものを選んだ。

実際に工作用紙で組み立ててみた。

発売前のため、載せているのはプロモーション用実寸の冊子。
7月16日現在、充電部分も組み込んでみたが、飛び出し量が足りなくて、
充電できないことを、店頭の実機で確認している。19日の公開前までにさらに改良予定。



7月19日追記 アドエス到着! 
 
金メッキ接点を約2mm延ばして実機での充電を確認した。
本体側の充電用接点の位置をノギスで測ってみると、
約2.4mmも底面から引っ込んでいる。接点を作るときは要注意だ。

ダウンロード:型紙PDFファイルはこちら
Paper Cradle for Advanced/W-ZERO3[es] ver 1.0
2007年07月16日 62kB

CoCreate OneSpace Modeling Personal Edition形式のファイル
2007年07月16日 169kB



こちらはウィルコムプラザ秋葉原で見かけた紙クレの強力なライバル(笑)、
ミヤビックス製“AUDIO STATION”3980円。 充電もできるし、スピーカーで
聴くこともできるが、ワンセグや動画の視聴に必要な横置きができないのが
残念なところ。「7月19日発売日」と表示されているので、紙クレを作るのが
面倒とか、8月の純正の充電台リリースが待てないユーザーには良いだろう。
 
  


作り方


■材料
・厚紙
(以下は充電機能を持たせるときに必要)
金メッキ接点。秋葉原「鈴商」で購入(通販サイトには掲載なし)。20円/個
・ユニバーサル基板
・USBケーブル(なるべくケーブルが細くてコシのないもの)、または5V電源。
今まででベストと思っている素材
(天)高級工作用紙 A3ノビサイズ
A4サイズあれば十分だが、加工しやすいのでいつもこの紙を使っている。
42円〜73円(東急ハンズ)

使えなかった紙
ケント紙:薄いため、強度が出ない。また、インクがにじむために美しくない。

ボール紙:厚すぎて、キヤノンのインクジェットプリンターで通紙できなかった。

その他、バインダーに使われるような、薄いプラスチック(PP)も強度、加工のし易さの点でおススメ。100円ショップで売っているクリアファイルの外側部分を使うと良いらしい。
 
※両面テープ:接着材でも良いが、作業時間短縮には両面テープがおススメ。
※充電部分は7月19日の実機入手後に動作確認、公開予定。


■工具
・A4サイズが出力できるプリンター
・ハサミ
・定規
・カッター
・千枚通し(折り目を付けるため)
(以下は充電機能を持たせるときに必要)
・ラジオペンチ、アクセサリ製作に使うような先の細いプライヤー等
・半田ゴテ
・テスター
・ホットボンド



■作り方
1.工作用紙をプリンターに入るA4サイズにカットする。
2.型紙PDFファイルをPCにダウンロードして、1.の工作用紙にプリントする。
3.ハサミを使って切り抜く。
4.千枚通しの先と定規を使って、全ての谷折り、山折り表記の線に折り目を付ける。
5. 「のり代」の記載のあるところはプリント面の裏側に両面テープを貼る。まだ剥離紙ははがさない。
6. 破線:山折り、一点鎖線:谷折り、にして、各パーツを組み合わせてみる。これでまず完成イメージをつかむ。
   
7. 両面テープの剥離紙をはがして、貼り付ける。
 
(以下は充電機能を持たせるときに必要)

8.充電機能を持たせるときは、7.の組み立て前に、充電ケーブルを通す穴を背面に開け、ケーブルを通す。

9.金メッキ接点を写真、3Dモデルを参考に曲げる。但し、7月16日現在、右写真の垂直部分の長さでは足りない事を確認しているので、もう2mm程度延ばす予定。
10.ユニバーサル基板を接点の幅(紙クレのスリットの幅)+αにカットする。

11.金メッキ接点を半田付けする。接点の角度は紙クレのスリットから垂直に飛び出すようにする。スリットからの飛び出し量は、5mm程度。

12.充電器(またはUSBケーブルの+、−線)のコードを紙クレの中を通してから、接点ユニットと半田付けする。紙クレに向かって左側が+5.0V、右側がGND。
 
12. 接点ユニットを両面テープで紙クレに仮止めする。

13.フロント部分を除いて、紙クレを組み立て、位置の最終調整をしてから、接点ユニットをホットボンドで完全に固定する。

14.もう一度、テスターで極性を確認する。紙クレに向かって左側が+5.0V、右側がGND。
14. フロント部分を貼り付ける。

7月19日追記
15. アドエスが到着したので、本体側の充電用接点の位置をノギスで測ってみたところ、約2.4mmも底面から引っ込んでいる。14.の写真で映っている金メッキ接点の飛び出し量はせいぜい3mm程度なので、足りないわけだ。そこで、右の写真のように金メッキ接点を半田付けしてさらに2mm程飛び出し量を稼いだ。細かい作業なので、半田付けもかなり汚くなってしまった。

これでは流石にオススメできないので、はじめから接点の形状を工夫して飛び出し量を稼ぐつもりだ。

あるいはW-ZERO3[es]にも紙クレでいろいろ紹介したように、要らなくなった携帯電話用充電台をばらして、金メッキ接点部分だけを流用する方がいいかもしれない。

おまけ
右の紙クレは今回作ったバリエーションの一つ。ちょっと右にずれているが、nineも充電することができる。
秘密は、中央よりやや下にある3つ目の接点。アドエス用には上と下の接点で、nine用には上とこの3つ目の接点で充電を行うわけだ。

アドエス入手後も、W-SIMを差し替えてnineをサブ機として使う予定なので、両機種を充電できるクレードルとなっている。

7月22日追記
接点の飛び出し量を大きくすると、巻バネ部分を中心とした回転運動の影響が大きくなるため、右図のような形状にしてみた。
紙クレのスリットからは、約5mm飛び出している。
裏側から見た様子。スリットに引っかかり無く、なめらかに動作する位置に固定することが重要。



完成!
[2007.07.22差替]

中央の緑色のクレードルはプロトタイプ1号機。
大きすぎるのと、製作が複雑過ぎるために、今のカタチに収束していった。







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