Palm m100の「日本全国、みんなでPalmTM大作戦」は、PalmOSデバイスユーザーの裾野を広げるのに大いに役立ったであろう。4900円という値段はZireより遙かにお手頃だ。おかげで周囲に一挙にm100ユーザーが増えた。そんなある日、m100ユーザーから相談が持ち込まれた。

1)バッテリを交換するとデータが消えてしまう。
2)電池が一晩で無くなる。

同様の症状に陥ったm100ユーザーも多いだろう。

これはm100のバックアップ電池(電気二重層コンデンサ、以下コンデンサと略)の不良なのである。
1)の現象はコンデンサが全く電気をためることが出来なくなったために起こる現象。さらにショート状態になると2)の症状に陥る。

さて問題のPalm m100をばらしてみると、一見何でもないように見えた。でも右の写真の赤い部分を拡大してよく見ると、、
コンデンサが錆びだらけなんですね。
Palm m100に使用されているのは、ELNA社の電気二重層コンデンサ。詳しくはこちらの資料を参照。3.3V0.22FのDCK-3R3W224-Wという型番らしい。

まずは半田コテ2本を使って不良品を外す。
さて、問題は新品のコンデンサをどこから入手するか。東ラ技研は大量生産をしていないから部品の入手ルートは秋葉原だけだ。いろいろ探し回ったら、左側のような部品を見つけた。秋月電子通商で100円。リードの足形状が異なるけど、刻印を見る限り全く同じもの。資料によると下記の通り。

リード無し     :DCK-3R3W224
写真左側のリード:DCK-3R3W224-E
写真右側のリード:DCK-3R3W224-W
コイツをPalm m100に実装するために、+側のリードを少々カットしてウレタン被覆線を半田付けした。
あとは元の位置に半田付けをすれば作業終了。
なお、このKAIZO(Repairか?)を行った結果、m100を壊しても東ラ技研としては責任を持てない。何しろ本体のメインボードに半田コテを入れるのだから、作業には十分注意しよう。
それでも自分で直したいユーザーには部品を実費でお分けしたいと思う。詳しくは東ラ技研宛にメイルで。


なお、全く同じサービスはPDA工房で提供されている(バックアップ電池交換サービス参照)。作業時間や工具のことを考えると値段的にも良心的なサービスなのでこちらをオススメする。


KAIZOは自己責任で!


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